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プログラム概要

はじめに

徳島大学では、大学院博士課程又は博士後期課程(以下「博士課程」という。)の学生が、挑戦的・学際的な研究に専念できるような研究環境を提供するとともに、多様なキャリアパスの形成に向けた支援を行うため、学際的イノベーション人材として様々な分野で活躍できる博士人材の育成を目的とした学際的次世代研究者育成プログラム(うずしおプログラム)を創設しています。

事業説明

令和2年度および令和3年度に採択された以下の2つの事業を合わせて、令和6年度より「次世代研究者挑戦的研究プログラム」(新SPRING)として募集・支援しています。

【令和2年度採択】科学技術イノベーション創出に向けた大学フェローシップ創設事業

 徳島大学ひかりフェローシップ(ボトムアップ型 医光融合分野)

  目的:医光融合分野で活躍できる若手研究人材の育成
  令和5年度支援人数:24名
  支援内容:220万円/年
       研究専念支援金:年額180万円(月額15万円)
        ※対象者が研究に専念できるよう生活費相当額として支給。
       研究費:年額40万円
        ※研究費は指導教員の管理・指導の下適性に使用。
  支援期間:最大3年間(※4年制博士課程の場合は2年次からの3年間)

【令和3年度採択】次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)

 研究クラスターを核とした学際的イノベーション人材の育成-徳島大学うずしおプロジェクト-

  目的:学際的イノベーション人材として様々な分野で活躍できる博士人材の育成
  令和5年度支援人数:24名
  支援内容:220万円/年
       研究専念支援金:年額180万円(月額15万円)
        ※対象者が研究に専念できるよう生活費相当額として支給。
       研究費:年額40万円
        ※研究費は指導教員の管理・指導の下適性に使用。
  支援期間:最大3年間(※4年制博士課程の場合は4年間)

実施体制

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規則

 徳島大学うずしおプログラム制度実施規則(PDF 196KB)

研究クラスター制度を活用した人材育成

 徳島大学では、「自主と自律の精神に基づき、真理の探究と知の創造に努め、卓越した学術及び文化を継承し向上させ、世界に開かれた大学として、豊かで健全な未来社会の実現に貢献する」ことを理念としています。また、第4期中期目標期間においては、社会の変化やSDGsの課題に対応し、持続可能でインクルーシブな社会、多様性にあふれる社会の実現に向けて理系に強みを有する本学の特徴を活かし、教育・研究を充実・強化するとともに、先端医療の推進や産学官連携を通じて地域創生をリ―ドをすることを基本方針として掲げています。
 これらの理念や基本方針の実現に向けた研究を推進するために、学部や研究分野を超えた横断的研究を行うなど、大学として新たなイノベーション創出ができる環境を作る必要があるため、分野を超えた複数の研究者からなる研究集団(研究クラスター)を組織し、研究費を効果的に配分するとともに、本学の理念実現に貢献できる研究を選定・支援する体制を構築します。さらに、本制度により、本学の研究者が行っている、更なる発展が見込まれる研究や社会実装されうる研究を、重点的かつ戦略的に支援することで、効果的で社会的なインパクトの創出を目指します。

 そこで、スカラーの皆さんには、この先進的な異分野融合研究の場に参加いただき、研究クラスターにおける複数の研究者が指導することにより、諸学を融合して解決策を創造し、課題に挑戦し続けるイノベーション創出人材の育成を図ります。

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研究クラスター制度の意義・目的

 地域中核・特色ある研究大学総合振興パッケージ(令和4年2月CSTI決定)では、今後、地域の中核大学には、特定分野の高い研究力の強化、人材育成や産学連携活動を通じた地域の経済社会、日本や世界の課題解決への貢献のために、地域の中核となる大学が強みや特色を最大限に活かし、発展できるような大学のミッション・ビジョンに基づく戦略的運営の実現が求められています。
 この方針に基づいて、第4期中期目標期間から、各大学のミッションの実現の更なる加速のために、大学運営の基盤となる運営交付金内にミッション実現加速化経費が措置されることとなりました。この経費の枠組みは、6年間の中期目標期間を通じて継続され、このミッションの達成度により、第5期の運営費交付金配分に大きく反映されることとなっています。

ミッション実現クラスター

 今後、このクラスター制度を、これまでの取り組みを継続しつつミッションの実現へと連動させるため、研究戦略の目標として、「大学間連携」「産官学連携」「国際連携」「若手育成」「研究拠点形成」を掲げ、各項目を達成するため徳島大学の強みとして優れた実績のある「光工学」「免疫・慢性炎症」「食・栄養」「創薬・合成化学」「がん」「防災」の6つを重点研究領域として設定しました。また、その領域における、優れた研究実績を有する研究者をPM(プロジェクトマネージャー)に任命するとともに、それぞれの領域にミッション実現クラスターを設置し、ミッションの実現を期待することとしました。

※研究クラスター制度については以下のHPをご覧ください!

 徳島大学研究クラスター

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